こんにちは。グラフィックデザイナーのカッコーです。
ストック初心者クラブを立ち上げて1週間が経ちました。現時点で部員は37名です。10日前まで世の中になかったコミュニティに、こんなに人が集まってくださるなんて、かなりすごいですね。
この記事ではTwitterでいただいたリクエストにお答えします。
描き始めの時は「どこに向けて何を描くか」を滅茶苦茶悩むと思う
(↓)部員のyunyunさんからご意見をいただきました!ありがとうございます。
そうですよね、とても分かります。私も「何描けばいいの?」と思って手が止まることがありすぎます。こちらを少し掘り下げて考えてみようと思います。
ストックイラストは誰に向けて描くの?
ターゲットは「制作会社のデザイナー」と考えれば間違いないと思います。他にもいろんな方が利用されると思うのですが、私は制作会社のデザイナーが一番イメージが沸きます。
では、制作会社のデザイナーがストックイラストを必要とするシーンをイメージしてみましょう。
広告は基本「季節を先取り」をして作る
真夏にクリスマスケーキカタログを作ったり、冬に夏ギフトのカタログを作ったり、秋に正月セールや年賀状を作ったりします。なので需要があるのは間違いなく「季節を先取りしたもの」です。
これを踏まえ、ストックイラストを楽しく続けるための3つの作戦を考えました。「何を描けばいいの?」と迷った方は参考にしてみてください。
①季節先取り作戦
ストックサイトPIXTAのクリエイター向け情報マガジン「PIXTA Channel」で今月はこんなテーマで描くといいですよ」という情報を配信してくださっています。
ここからテーマを選んで、「今週はこのテーマで描くぞ」と決めて1週間そのテーマで描くと良いと思います。同じテーマで数枚作ると、テーマに対する理解が深まるのでおすすめです。
②定番抑え作戦
いずれは「独自性を出して、他のイラストと差別化すること」を意識する必要があると思うのですが、「最初はとにかく定番を抑えるのが先」だと思っています。
その考えの元、私は定番イラストを量産しています。
(例)
定番アイテムがあれば、後々改造することもできます。(イラレ万歳)
↓
③エンジョイ作戦
とにかく楽しく描いて習慣化したいという方は、自分が描きたいものを描きたいだけ描くのが一番いいと思います。
ワンランク上に「定番とニッチのあいだ作戦」がある
ストックイラストに慣れてきたら、「少し定番からずらす」「定番とニッチの間を攻める」作戦を実行するのもいいと、ストックの先輩の記事で読みました。(受け売り)
と、ここまで書いてきて思いましたが「そこまで分かってるんだったら自分でやったらよろしいやん」案件ですね。盛大なブーメラン記事でした。
何を描いていいのか分からない方のお役に立てれば幸いです。テーマチャレンジ企画もやってみたいですね。引き続きよろしくお願いします。
部員募集を再開しました!
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